
昨晩のツマミに
ちょいと野菜が欠けていたかなと巡らす
いつもの朝がやってきました

野菜たっぷりちゃんぽんの
「ミドル」って
中盛少な目で!!
みたいなね
どこぞの特殊注文に似た
客のニーズを細かく満たす一手
ということでよろしいか
そうそう
この店ってば
コの字×2+α
というフシギな配置だけど
いつもの空いた朝
やっぱり誰にもジャマされず
ゆっくり過ごしたいというのに
必ずといって
次に入ってきたおっさんは
キマったようにオレの目の前に
他にコレだけ空いているというのに
ホモかオマエは!!
ってアンバイに座るのよね
なんでオマエを見ながら食わなきゃイカンのか!!
なんて話はまた今度にして
今日は
「一味唐辛子」
をクローズアップ
日高屋にせよ
リンガーにせよ
「言えば出てくる」でお馴染みの
ノーカロリー&ノーチャージの
辛さブーストマジックという
オレたちの「救い」にさえ映る
秘伝の作法ですけれど

ドレッシングノコトデスネ!
いやいや
違う違うって
赤いやつ!!
辛いやつ!!

っつか
そもそも
ドレッシングはデフォって
アンタ教わっているだろうに
ラー油ノコトデシタカ!!
違うって言ってるでしょ!!
っつか
そもそも
ラー油ってば卓上配備中
そんなの頼むはずないでしょうに
一味唐辛子!!
イチーミトウガラーシ!!
アア
スミマセン
スミマセン
チョットオマチクダサイネ

チョ (゚д゚lll) コレー!!
餃子サービス券じゃ
あーりませんからー!!

もう
いい加減に
日本語分かる人呼んできて下さいよ
って
全員
留・学・生!!
誰も一味を知りませーん!!
っつか
こんなの×3に
朝の新宿を任せちゃうとか
いつにもマシての
驚くべきリンガークオリティ
ってことになりますけど

こういうのは
乗りかかった船
っていうんでしょうか
このまま諦めては
なんだかホントに
リンガークオリティを受け入れた
ってことになってしまいそうってところ
アナタエイゴハデキマスカ?
って
ここ日本やぞ!!
日本人客に英語で対応しろって
アンタたち結構スゲェこと言ってるぞ!!
いやいや
頑張ってみるよ
Red hot powder pepper please!!
Cayenne pepper?
Flake pepper?
Anyway
Red powder please!!!!
辛ミソノコトデスカ?
って
オマエが英語できてないやーん!!
っつか
そんなオプション存在しないやーん!!
もうホントに
救いが無さスギるやーん!!

遠く永い道のり
長く伸びる麺線

いやいや
キミたちが悪いワケじゃない
いやいや
キミたちも結構アホスギるけれど

いやいや
やっぱりスゴいのは
紛れもなく
リンガークオリティ
サスガは
リンガークオリティ

この
大都会新宿のど真ん中で
ココまで投げた采配ぶりっての
サスガは
リンガークオリティ

映画カクテルのように
テーブルを滑ってくる
ウソみたいな一味唐辛子
日高屋の留学生たちが
愛おしく思えるほどに


